やまごや

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開発部で「ごみすて」をはじめてみた

1 週間前からごみすてという取り組みを開発部内で個人的にはじめてみたので、今日はそれについて書こうと思う。

ごみすて?

日々の技術的負債をチョコチョコと返していく取り組み。

下記のことを出来る限り意識してごみすてをしている。

意識していること

  • 注力しない

利用しているユーザーが喜んでくれるものを作ることが自分の仕事で、技術的負債を返すことが自分の仕事ではない。リファクタリングをしてコードが綺麗になっていくのはとても気持ちが良くて没頭しそうになるが、そうならないように注意している。昼飯食べたあとや帰る前とかにチョコっとヤるだけにしている。

  • コンフリクトさせない

規模の大小に関係なく、他の技術者が改修作業を行っているファイルに対してのごみすては控える。どうしてもやりたい時や、気付かないうちにそうなっていたら相談したり謝ったりなどするようにしている。

  • 大きな変更にしない

ごみすてにもレビューは必須にしているので、確認者の確認コストが膨らまないように出来るだけ小さなごみすてになるように意識している。もちろんコミットメッセージも丁寧に書く。

なぜやっているの?

開発業務でリリースの期限に追われていると、不要な処理や意図の伝わりにくいコードが有ったとしても、「後で片付ける!」と言ってそのままリリースをしてしまうことがある。そして、本当に後から片付けが行われたことは自分の知る限りではなく、次に何をしているのかと言うと新たな機能を作ってたりして、ごみが溜まっていくという負のループを繰り返していた。

常日頃から、「少しだけリファクタリングに時間をとりませんか?」と CTO や他のメンバーに対して言っている自分がこんなのでは「お前色々言ってるけど駄目じゃんw」と笑われ、余計にリファクタリングとは疎遠な組織になってしまうと思い行動している。

どんな感じでやってるの?

ガチガチにやるのが自分としては好きではないので、最近一押しのキャラクター 「うまるちゃん」の布教を兼ねて、下の画像のようなゆるい感じでやっている。

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1 週間続けてみて

取り組みについてメンバーが賛同してくれて「自分もごみすてやろっかな?」みたいなことをいってくれたのが嬉しかった。やっぱり、何かを発言する時はまず自分がやって見せることが大切なんだなー。